サー・ウォルター・スコットは、パースの街からインスピレーションを得て歴史小説『美しきパースの娘』を書き、そこからインスパイアされたビゼーは同名のオペラを作曲した。今日のパースは発展をとげた都市でありながら、豊かな歴史と旅人をもてなす心を備えた、真の田舎町としての雰囲気をも同時に持ち合わせている。この街を見て回るには、徒歩が一番。Kinnoullの丘まで歩いて行って街全体の風景を楽しむのもいいし、あるいはシンプルに、オールド・パース・タウン・トレイルをたどってみるのもいい。
パースには魅力的な歴史的建造物や大邸宅がたくさんある。街外れに位置するスクーン宮殿は、42人のスコットランド王の戴冠式に使われた「運命の石」がもともと置かれていた場所。ほかにElcho城、ハンティングタワー城、カース・オブ・ガウリーのMegginch城、そしてブラック・ウォッチ軍事博物館のあるバルハウジー城なども一見の価値がある。
地元ではノース・インチ、サウス・インチと呼ばれている2つの公園には、色とりどりの花とみずみずしい緑が溢れている。パースの街は、シティ・イン・ブルーム(花の町)賞の常連だ。また、ロドニー、ブランクリン、そしてベルズ・ナショナル・ヘザー・コレクションで有名なチェリーバンクといった美しいガーデンも是非訪れてみよう。
パース・マート・ビジターセンターも、訪れてみたい場所の1つ。子どもたちは、ハイランド地方特有の動物たちに会えて大喜びすることだろう。町のはずれにあるケイスネス・グラス・ファクトリー&ビジターセンターでは、ガラス工芸の繊細な技術を見学することができる。街の中心に位置するパース博物館&アートギャラリーで、芸術鑑賞するのもいいだろう。また絵画好きの人なら、歴史的建造物であるラウンド・ハウス内のJ・D・ファーガソン・コレクションにも足を運んでみたい。
パースは、周辺のカントリーサイドや町々を訪れるベースとしても便利な場所。ウィスキー蒸留所、城、歴史的建造物、ガーデンなど、見どころはいっぱいだ。